アカテガニの世界

今日はどんな生きものに会えるかな

2005-01-01から1年間の記事一覧

エノキ

科名:ニレ科 すっかり葉の落ちたエノキ。かわいい実がクリスマスツリーのイルミネーションのように並んでいます。

秋の森

動く生きものがめっきり少なくなりましたが、その分森自体が自己主張するように、鮮やかに色づいてきました。やっぱりどの季節もいいなあ。

ノイバラ

科名:バラ科 夏の間、道に突き出た枝の棘に悩まされていましたが、この赤い実がたわわに実ったところを見ると、ノイバラも愛おしく思えてきます。

ジュズダマ

科名:イネ科 いい具合のどろんこ道の左右に生えています。この谷のジュズダマは白いのが多いのですが、となりの谷は黒いんですよ。

ハゼノキ

科名:ウルシ科 ハゼの葉の赤が目立つようになりました。すでに赤いじゅうたんのところも。これは雌株、実が重そうです。ちなみに周りの緑から黄色に変わろうとしている葉はフジの葉です。

ナツアカネ

科名:トンボ科 つかまえた!っといいたいところです。11月も終わりだというのに、干潟の周りに飛んでいました。ナツアカネだかアキアカネだか、いまいち自信ありません。でも、背中の赤がきれいでした。

スイカズラ

科名:スイカズラ科 夏にあま〜い香りをはなつ金銀の花。こんな実がなるんですね。

ヤマラッキョウ

科名:ユリ科 ヤシャブシ坂に2輪、何気なく咲いていました。ノビルかなあと思ったのですが、写真を撮ってきて良かった。

ホタルトビケラ

科名:エグリトビケラ科 今まで夏の時期川の中に蠢く幼虫しか見たことがありませんでした。幼虫もそれはそれで面白いのですが、初めて成虫の姿を確認して、ちょっと感動!

メナモミ

科名:キク科 夏の終わりからグングン伸びるこの大きな葉っぱは何?とよく聞かれます。その正体はメナモミ。ねばねばがくっつくタイプのひっつきむしです。

ゲンノショウコ

科名:フウロウソウ科 もう少しすると実がはじけて、それはまたかわいい形になります。葉を煎じて飲むと下痢に効くらしいですよ。

コガタコガネグモ

科名:コガネグモ科 [虫]に分類していいのだろうか?まあ、いいっか。美しいクモです。

ミゾソバ

科名:タデ科 秋、森の湿地はこの花がまるで満点の星のように覆い尽くします。ひとつひとつの花を見ても星形。

ベンケイガニ

科名:イワガニ科 いつもはベンケイ橋の石垣に赤いスポットが点々と、人が来るとすぐに隙間に隠れこんでしまうベンケイガニですが、今日はベンケイ橋の上にお目見え。アカテガニと似ていますが、全身オレンジがかった赤で、甲羅の縁に切れ込みがあるのがベン…

アメフラシ

科名:アメフラシ科 これが生きもの!?アメフラシといっても、卵塊です。10月から11月頃に卵を産むそうです。俗にウミソーメン。

ジョロウグモ

科名:コガネグモ科 メスは卵でおなかが膨らみはじめました。オスも近くにいますが、メスよりずいぶん小さいです。円網を張るクモってみんな下向きにじっとしているのはナゼでしょう???

サンコタケ

科名:アカカゴタケ科 北尾根に変なきのこ。いつだったか大蔵緑地中にツマミタケが大発生したことがありました。ツマミタケに少し似ていますが、図鑑で調べたらこれはサンコタケ。

タンザワフキバッタ

科名:バッタ科 初夏森の下草のあちこちで日向ぼっこしていた茶色いバッタが、大きくなるとこんなふうになりました。よく見ると足のトゲトゲがおしゃれ。

キンミズヒキ

科名:バラ科 秋になったとたん、森を彩る花。ミズヒキと名前がついていますが、あの赤白のミズヒキはタデ科、この黄色いキンミズヒキはバラ科です。

ツリガネニンジン

科名:キキョウ科 思いがけず、山野辺の径でツリガネニンジンに出会えました。よく鉄塔の下など尾根道の日当たりのよいところに生えているんですけどね。今年は別荘前でも咲いています。

ナンバンギセル

科名:ハマウウボ科 北尾根の草刈の成果でしょうか、久しぶりに姿を見せたナンバンギセル。アズマネザサに寄生しているようです。数株ありましたので増えていくかもしれませんね。

ガガイモ

科名:ガガイモ科 大蔵緑地を切りひらいたとき、最初の年に広場中に芽を出したのがガガイモでした。翌年からは広場の端にひっそりと咲いています。 ガガイモの実をご存知ですか?素敵な実です。今年も実がなるといいな。

クチキコオロギ

科名:マツムシ科 夏の後半から日が沈むと鳴きだす虫のひとつ。いつもは姿はなかなか見せてくれないのですが、今日はじっとお見送りしてくれました。

ナミアゲハ

科名:アゲハチョウ科 夜、神社からの帰り道、草にとまって羽を閉じてすっかり寝ているのを見つけました。ライトを当てるとあわててパカッと羽を開きました。ねぼけまなこのアゲハチョウです。起こしてごめんなさい。

ニホンアカガエル

科名:アカガエル科 森の帰り道、アスファルト道路の上に発見!このままじゃ車に轢かれちゃうよ。森のカエルは最近とっても数は減りました。心配です。

キカラスウリ

科名:ウリ科 カラスウリと似ていますが、こっちはあまり繊細ではありません。この花は昼間でも咲いています。森の周りの畑の脇でみつけました。秋に黄色い実がなります。でもこのあたりは全部雄花でした。

ニホンカナヘビ

科名:カナヘビ科 北尾根を下りてきたら、目の前にぶらさがっていました。あまりにその姿がかわいいのでカメラに収めました。森中あちこちにいますし、今頃の時期は産まれたばかりのちっちゃなカナヘビが草むらの中をちょこちょこ走りまわっていたりします。

トゲナナフシ

科名:ナナフシ科 カニパト帰りの真っ暗闇の中、見つける人がいるんですね。ナナフシモドキはよく見かけますが、トゲナナフシは時々しか見かけません。

カラスウリ

科名:ウリ科 秋になると真っ赤な実が森を彩りますが、じつはこんな繊細な花を咲かせます。しかも夕暮れから咲き出し、明け方にはしぼんでしまうというはかなさが、風流な方好み。雌雄異株で、この写真は雄花。カニパトシーズンの間、宮前峠、汐見坂、北尾根…

クリ

科名:ブナ科 初夏になんともいえない匂いをはなつ花を咲かせ、たくさんの虫を呼び集めるクリ。夏にはもう青いイガイガがたくさんついています。